昨年の夏ごろ、金沢市のみなさんに配布させていただいたアンケートの集計結果
についてです。
ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
また、返信を迷っているみなさん、まだ受けつけておりますので、いつでもどうぞ。
ご返答いただいたのは1125枚。
まずは、基本的な情報↓
年齢別では、投票率しかり、60代以上のみなさまからのご返信が多いものの、若い方々か
らもいただきました。
年齢構成上、職業別では年金生活の方が多いのも特徴です。
わたしは、政治への関心があるかないかということもありますが、やはり日々のくらしの
中で、落ち着いてアンケートを返せる余裕があるかないかということも結果に表れたかな
と考えます。
続いての質問では↓
年齢別に分析することも必要なのですが、
「くらしが苦しくなった」とする方が、677ともっとも多く66%
一方、「よくなった」とする方は、1.9%にしかすぎません。
た原因の多くは、消費増税、年金減が圧倒的です。
ご要望もくらしの負担軽減や医療・福祉・子育て・介護の充実を願うものが多いです。
続いて、安倍内閣の施策については。
消費増税については、反対が66%と過半数超え。
賛成の方も「福祉財源ならOK」という方が圧倒的です。
外形標準課税の対象拡大については、反対が50%強で過半数超えですが、
「わからない」という方が多いのも現状です。おそらく、「判断がつかない」ということ
ではなく、「意味がわからない」という方が多いのではないかと考えます。
志賀原発については、「直ちに廃炉」と「期限を切って廃炉」の「廃炉への道」を求める
方が、76%と圧倒的です。
集団的自衛権行使については、反対の方が61%と過半数超え。
TPP交渉については、「わからない」方が最も多く43%。
ついで反対の方が41%です。
まちづくり問題については、もっとも多いのが公共交通網、ついで自然エネルギーの活用
です。
水道料金については、「高い」という方が59%と過半数ごえ。
下段の働いている方への質問に対しては、正社員が303名。それ以外は、241名。
と5:4くらいの割合です。
労働組合があるところが半分以下で、有給休暇も「ない」という方が多いのも特徴です
が、あるがとれない方も103名もいます。
お給料については、10万円/月未満が20%、15万円/月未満が43%となっていま
す。
これら上記の結果を見ても、アベノミクスで市民のくらしはよくなっているとは到底
言えないことはあきらか。
そして、安倍政権の政策についても、多くの方が賛同していないということです。
サンプル数は、決して多いものではありませんが、このアンケートを金沢市議会での議論
にもしっかり活かしてまいります!