本日は議会報告会でした。
はじめてのレンタルスペースでの実施アンドさんという、古民家を改修された素敵な場所でした。
参加いただいたみなさん、どのテーマでも真剣に考えていただき盛り上がりました。
特に、加齢性難聴の補聴器購入助成については、切実な方も多く、早期の実現を求めるお声が相次ぎました。実際購入した実体験を話してくださった方もいました。補聴器を外して見せてくださった方も。
「電池式だと小さなボタン電池の交換が大変なので、年齢的に慣れる余地がある時に使い始めたほうがいい」
「母が難聴になり、みんなの中にいてもぼんやりする時間が増えて認知症になりそうだと感じた。補聴器を購入したが、月に1回のメンテナンスにタクシーに乗って通うなど、補聴器自体も高いがその後も費用がかかることを実感した」
「家族の中で難聴の重大性に理解がないと、高齢者は自分で購入など進められないので、なかなか補聴器使用につながらない」
「検診率が低いのであれば、出張検診などできないか」
また、本日以外にもお電話などで寄せられたお声もあります。
「補聴器を買って5年はもつと思っていたけど、耳の湿度などで3年でだめになった。買い替えるのは大変なので集音器にしているが、いろんな音を拾ってしまいうるさい」など。
聞こえないことは、生活の質を低下させ、刺激がないことや、聞こえないからとあきらめて外に出ないこと等で認知症の可能性も高まります。交通事故や災害時の逃げ遅れも心配です。他の多くの自治体がはじめているように、金沢市でも補聴器の購入費助成の実現でがんばります。