7月31日の市民福祉常任委員会で、コロナの感染状況と対策について質疑しました。
市内のコロナ感染状況は
5月8日から全数把握はしておらず、定点把握となっている。
6/26ー7/30のほぼ1カ月間の金沢市内の定点医療機関(17事業所)で数えられたコロナウイルス感染者は642人で増加傾向にある。
年代別では、10歳代がもっとも多く152人(23.7%)、次いで10歳未満が92人(14.3%)、20歳代、30歳代がそれぞれ85人(13.2%)となっており、若年者が多い。高齢者は、70歳代が26人(4.1%)、80歳以上が8人(1.3%)となっている。
高齢者施設などの福祉施設の感染状況は
市は高齢者施設など福祉施設に感染者の報告を依頼しており、5月が12施設、6月が18施設、7月が23施設と増えている。
重症化リスクの高い高齢者施設への対応として、保健師によるゾーニングの助言や指導などを行い、感染拡大を防ぐ体制をとっている。
感染増加への対策は
SNSなどを通じて、基本的な感染対策などを市民に呼びかけて行く。
検査が必要ではないか
5月8日以降、診療も検査も有料となるほか、薬局での検査などもなくなった。経済的な問題もあり、市民が気軽に検査ができない。わたしからは、市民が無料で検査が行えるよう環境整備を求めましたが、「検討することは今のところ考えていない」とのことでした。