ブログみよみよ日記

金沢市立病院の今後のあり方検討会の最終会を傍聴してきました。

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これまでお伝えしてきた市立病院のあり方検討会。
1月29日が最後の会議であり、提言の決定が行われるということで、傍聴をしてきました。

金沢市役所第4委員会室で19時から行われたものです。
お二人ご欠席という中、始まりました。

前回の議論を踏まえ、出されたたたき台である提言案がこちらです。
画像をクリックするとPDFで見られます。

提言案の中身は、ほぼ前回の議論の通りでしたが、座長が委員さんたちのご意見を再度伺うと、重要な点が出されていましたのでご紹介します。

独立行政法人化について

委員「現在は結核対応など公的役割があるが、独立行政法人化したらそういう機能は維持できるのか」

病院事務局長「公営企業法から変わることになるが、目的と特徴は変わらない」

現在地からの移転について

委員「一般市民として来たことがある。平和町で建つのが一番いい。今の人たちを大切にしてほしい。事務能力が蓄積できるというが、中で働く人も患者さんもそのほうがいいのではないか」

こういう市民目線の重要な意見も出ています。座長はまとめてしまいましたが、もっとここら辺を検討会でも議論してほしかったし、市民からの意見を聞いてほしいと思いました。

そして、意見は出ませんでしたが疑問点もありました。

提言案の中の、おわりにで今後のことが最後の段落に書かれています。
「なお、今後は適地の選定後に「基本構想」や「基本計画」を策定することとなりますが、その際には、今回の「あり方検討会」を引き継ぐ「新たな有識者会議」を設置し、「適正な規模」や「今後の周辺病院との連携・機能分化のあり方」など、多角的な視点からさらなる検討が必要であることを付記しておきます。

「基本構想」や「基本計画」は、すなわち、病院の中身であり、規模であり、連携する病院のことも含まれるでしょう。ですが、その議論は「適地の選定後」に行われるというのは矛盾するのではないでしょうか。規模も中身もないままどうして適地が決められるのか、よくわかりません。委員会などで伺っていきたいと思います。

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