今日はぽかぽか陽気でしたね~
小松市まで、収穫祭という新婦人さんと農民連さん共催の
地産地消の大切さを考えるイベントに行ってきました
まずは今シーズン2回目のおもちつき!
一緒に行った友人はヒールでやってました
いい汗をかいてから、つきたてのおもちやめった汁をいただきました。
全て県内の農家さんがつくった食材を使っているとのこと。
こんにゃくもです。
丹精こめて作った方の顔が見える農作物。
安全・安心・信頼のおいしさです。
それでも日本の自給率は40%と低いのはご存知かと思います。
それが更に落ち込んでしまうかもしれない TPP が、今議論を呼んでいます。
農民連の宮岸さんが説明してくれました。
TPPとは、環太平洋戦略的経済連携協定のこと。
環太平洋戦略的経済パートナーシップとも呼ばれ、2006年に始まりました。
当初の参加国はシンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの4カ国。
今年3月にはアメリカ、オーストラリア、ペルー、ベトナムが新たに参加を表明し、
8カ国で交渉が始まっています。
関税撤廃の例外を認めない完全な貿易自由化を目指した交渉です。
「関税がなくなれば輸入品も安く買えるしいいやん」と一見するとよいのですが、
もし日本がTPPに参加したらどうなるか。
農水省自ら試算を出してます。
米は90%減、小麦は99%減、牛肉は79%減、豚肉は70%減
と、日本の農業はあらゆる分野で壊滅的な打撃を受けます。
現在40%まで落ち込んでいる食料自給率が13%まで落ち込むことになります。
当然自給率だけでなく、それに関わる労働者は350万人も不要になります。
農業だけでなく、流通・店舗などなどさまざまな方面で影響が出るんです。
では、政府自らこんなひどい試算をしといて、なぜTPPをすすめるのか
農業だけではない、車、金融、保険、公共事業、さらには労働市場の開放を
したいがためです、一部の企業のために
ただでさえ、日本の市場は秩序が乱れているのにより一層悪化させることに
なるのは明白です。
宮岸さんは最後に、「農業を個々の農民だけのものにせず、消費者、労働者、
日本の農業を守るために取り組んでいきたい」と訴えました。
自分たちの利益優先ではなく、消費者の安全や働き手のことを第一に考える
農民の方々の姿勢に政府も応えてください。