昨日はどいね☆原発の月イチパレード。
お盆の休日でしたが、35名ほどの参加で、「原発いらない」の声を
あげました。
先日、北陸電力が志賀原発の安全審査申請を原子力規制委員会に行ったところ。
断層調査もまだ終わってないのに驚きです。
おそらく、全国の原発で申請を行ってないのが志賀原発だけだったので焦って
いらっしゃるのでしょうか。
しかし、この行為は命と安全を最優先に考えなくてはならない電力会社として
とんでもないことです。
パレードにいらしていた、断層調査を住民とともに行っている立石教授も
「このタイミングで行う意図がわからない」とおっしゃっていました。
電力会社の好き勝手にはさせないよう、わたしたちも声をあげていきましょう。
この日の午前中は、学校の先生や元先生に、「金沢市の小中一貫教育」について
ご説明させていただき、現場で行っていることや矛盾について聴かせてもいただき
ました。
現場では、小中一貫教育としてあいさつ運動や生徒指導などを小中一緒に行ったり、中学
校の先生が小学校で授業を行ったり、虫歯の講演を一緒にしたり、しているようです。
ただ、そのために人員を増やしたりしているわけではないので、通常の業務に会議が増え
ひとりひとりのお仕事も増えているそうです。
しかも、小中一貫教育の目的や成果が、関係者のみなさまにも見えにくいようです。
なんのために小中一貫教育をしているのか・・
目的とされている中1ギャップがあるかどうかは、不登校などの継続的調査をしなくては
わからないはずですがされていない。9年間の教育を立体的捉え行っていくという金沢市
の説明もピンと来ない。そして、その中には子どもたちひとり一人が個性豊かにどう成長
するかとか、基礎学力をおちこぼれを出さずにどう身につけるかという、義務教育本来の
視点がない。
むしろ、「中学校では靴下は白色だから小学校でもそうしよう」とか、英語教育の前倒し
であるとか、全国的には9年間の最後はもはや受験勉強のためのカリキュラムを組んだり
塾の講師を教育委員会に入れたりと、やはり安倍政権の教育再生提言の企業に役立つ人材
育成やひとにぎりのエリートを育てることへと向かっています。
現場もわからないうえに、そんな要素がふんだんに含まれているので混乱しているのでは
ないでしょうか。
今回教員のみなさんと話していて、小中一貫教育のねらいは「中学校教育の前倒し。それ
も規律や生活指導すらも」「ひとつの中学校区の中の小学校や中学校でまとまってくれる
から管理する側からすれば統率しやすいのだろう」など現場ならではのご意見が出され
ました。
小中一貫意外にも出された意見は、「今の学校は、受験や学力テストで人の悲しみの上に
成り立つ喜びが子どもに植え付けられている」「学べば学ぶほど自分のことをだめだと
思ってしまうような教育」「学力テストをクラス間で競わせる」「人事考課導入で教師の
質が点数至上主義に変わった。そして今後給料にも反映するという案もあるので、ますま
す教師の中にも競争が起こり、教えあうということがなくなるのではないか」
「2学期制から3学期制に戻すためにカリキュラムや通知表の変更など大変だったが、反
省も分析もないままでいいのか」「特別支援学級にお勤めの定年を迎える歳の方を普通学
級に戻すのはおかしい」「給食費を払えない子も増えている感じ」「朝5時から来て仕事
している人がいる」「肩書きが管理職ばかり増えて、現場から声が出せない」などなど。
やはり現場の声を聴かせていただくのは大切なことです。
ぜひご意見お寄せください!