今日は、看護の日です。
石川県内の医療系の労働組合である石川医労連さんが、看護師の緊急アンケートを資料に、午前は石川県、午後には金沢市に申し入れをしました。
わたしは、金沢市での申し入れに同席しました。
看護師アンケートでは、「精神的な負担を感じる」方が56.7%にものぼり、「仕事を辞めたいと思うことがある」方も63%で、中には具体的に検討し出している方もいます。そして、この激務の中、「昨冬のボーナスがカットされた」方が28.3%となっています。
全体はこちらから見ることができます。
そして、現場からの切実な訴えはこちらです。
「コロナ患者さんを受け入れている病院もいない病院も大変です。コロナ受け入れの病院はもちろん大変ですが、一般の患者さんを近隣の病院が引き受けています。もともと医師も看護師も足りず、増やしてと国などには訴えてきましたが、コロナ禍でさらに大変になり昼休憩もとれない、夜勤中も休めない状況です。」
「職員から感染させず、患者さんを守ろうと病院でも家でも神経を尖らせていますが、これだけ市中感染が増えると限界です。定期的なPCR検査して感染を拡大させないという対策をとってほしいです。」
「石川県地域医療構想では、2025年までに2775の病床を減らそうとしています。看護師は余っているということになっていますが、現場は看護師不足です。また、病床を減らすと国はお金を出しますが、そんなお金があればコロナ対応のために使ってほしい。医療機関や介護事業所への減収補填を求めます。」