今シーズン2024年度の金沢市の道路除雪計画が発表されました。
まずは対策会議や建設企業常任委員会で示された変更点などは次の通りです。
こちらは、金沢市内の市道、県道、国道と管理者ごとの道路延長と除雪距離です。
道路は、道路法にもとづき、各管理者が維持・管理することになっています。
金沢市 道路の長さ 2,200km のうち除雪する長さ 920km
県(金沢市分35路線) 道路の長さ 214km のうち除雪する長さ 214km
国(金沢市分3路線157・159・8) 道路の長さ 31.1km のうち除雪する長さ 31.1㎞
金沢市のR6年度の道路除雪の計画はこちらに載っています。
タップするとPDFで見られます。
上記の計画や校下ごとの細かい除雪路線についてこちらから見られます。
金沢市の除雪割合は4割のまま
これまでも市に求めてきた除雪路線の延長ですが、個別には伸びたところももちろんありますが、全体としては4割でとどまっています。
※この4割というのは、最大がんばっても4割ということではなく、最初から計画でどの路線を除雪するとあらかじめ決めているので、どれだけ降っても4割は変わりません。そして、平成17年からずっとこの割合です。
ただ、最近の変更点で大きいのは、第2次路線の基準緩和に続き、第3次路線がこれまで60㎝積もらないと業者を入れなかったのが、30㎝で入れることになったこと。
これは市民のみなさんからも喜ばれています。
そして、業界のお声を受けて、オペレータの育成費に補助が出るようにもなりました。
また、地域で業者を入れて除排雪したときの補助金が、はじめは2/3でしたが3/4に引きあがりました。こちらも市民のみなさんから喜ばれていますが、業者さんと契約したり市に申請をしたりという業務ができるような町会でないとできないという問題もあります。
やはり市が責任もって道路全体の除雪を行うことが必要です。県内のほかの自治体、同じ中核市の福井市や富山市では当たり前のように8割9割除雪されているのですから、計画的にさまざまな取り組みを行い除雪路線の拡充をするよう求めます。
ぜひ過去記事もごらんください。