本日の議会質問の冒頭に「広田美代です。」と発言したことで、議会運営委員会が開かれました。
意義を唱える議員さんは、「わしらが議会のあり方検討委員会にかけてやったんに反旗をひるがえすとはなにごと!」
という言い分。
反旗をひるがえすつもりだったわけではなく、傍聴に来てくださった方や応援してくださっている方への
ごあいさつをしたに過ぎませんし、そんな感情的な理由で議会運営委員会にかけていいのでしょうか?
そもそも私は4月に選挙受かった直後に「旧姓使用」を申し入れたのですが、一部の会派さんから
反対の理由も鮮明でないままご同意いただけず、2か月も代表者会議でもまれました。
それでも、決着つかず「議会のあり方検討委員会に委ねる」となった経緯があります。
それも、私が議会で旧姓使用のことを発言するということを受けて急きょ決まった感じ。
そして、本日の発言に対して怒っていらっしゃるというものです。
でも、怒りたいのはこっちです。
本来なら法的になんの制限もない、むしろ国会でも地方議会でも職場でも使われている旧姓。
これが、のっけから否定されて反対理由も明確でないままもまれて。
2ヶ月間ずっと、すべての表示や文書は選挙でも使っていない戸籍上の「中西美代」が使われ続けているんです。
ほんとつらいです。選挙を応援してくださった方からは「なんで勝手に名前を変えたんや」と言われるんです。
当たり前に使えると思っていた旧姓がこんなに遠い道のりとは思わなかった・・・
議員は市民の代表として、率先して人権や男女平等を訴えていかねばならない立場のはず・・・
なのにおかしいこの議会。権力さえあればなんでもできるの?
市民のみなさんには、大事な課題を抱えているこのご時世に、このような問題を長引かせて
本当に申し訳ないと思っています。
でもこのことは私だけの問題ではなく、人権や男女平等の原則に反するみなさんにも
つきつけられた非常に大事なテーマです。引き続き訴え続けてまいります。
どうか、世論からも後押しをお願いいたします。