土日は、市民マラソンの開会式出席や、学童保育研究集会、原発集会など
イベント目白押しでした。
中でも原発集会は鹿児島の川内原発が再稼働へと動き出したタイミング。
地元市の同意に続き、鹿児島県議会でも昨日、知事の賛成表明および「再稼働賛成を求め
る陳情」が議員の賛成多数で可決されてしまいました。
志賀原発について北電側は「流れが示された」と期待を膨らましているとの報道。
しかし、福島原発事故の原因究明もできておらず、12万5千人の方も避難している状況、
川内原発については火山への対策や事故対策の設備整備も未完了のままで、住民の避難計
画も実行性は乏しい。
志賀原発に至っては断層評価も固まっていない状況。
北電の言う「流れ」は政治的な流れであり、議会同意などの手続き上のものにすぎず、国
民の命、安全を守る流れでは決してありません。
しかし立地自治県に住む私たちの議会、住民が中身で議論ができるようにならなければ、
流されてしまいます。
志賀原発からわずか50kmの金沢市も市民の命と安全を守るうえでしっかり議論せねばと
思います。
その点で、今回の集会では、大飯原発差し止め訴訟の弁護士さんからの説明や原子力防災
訓練について専門家から問題点の説明など、とても勉強になりました。
学びながら声をあげながらがんばります!
デモで訴えました!
すごい力作!
そして、学童保育研究集会。
金森先生の講演はいつもながら、子育ては子どもから学ぶものだということをつくづく
考えさせられる内容。
そして分科会では、共働き世帯の方々の大変な子育ての日常を聴かせていただくことがで
きました。
30名ほどの方々(ほとんど母親)のお話を伺ったのですが、みなさん夫も自分も20時
すぎ、22時すぎに帰宅し、子どもに食事をつくって食べさせてお風呂に入れて寝かせる
ことで毎日が精一杯というようなお声。ご自分の時間をつくるには朝早く起きるとか、な
にか工夫しないと難しいとのこと。他の方の子育ての仕方を聴いて、「自分には出来な
い」「できていない。もっとがんばらなくては」とおっしゃられるものの、私から見れば
充分がんばられていると思うのでした。子どもがまだいないので、本当の大変はわからな
いのかもしれませんが、もっとみなさんがゆとりをもってお仕事、子育てを楽しむことが
できるよう、やはり行政や政治の役割が求められると感じました。
具体的なご要望もいただいたので、ぜひ議会にも届けたいと思います。がんばります!